電気・ガス価格激変緩和対策事業の終了により、7月の請求分からは各電力会社ともに電気代が値上がりし、家計を圧迫することは間違いありません。この夏は省エネ対策に取り組んでみませんか。
設定温度の調整とフィルター交換を
エアコンの使用で省エネ効果が出る方法は次の通りです。
①こまめにON/OFFをするより自動運転を使用。エアコン自体が、設定温度になるまで効率よく運転してくれます
②設定温度を少し高めに設定します(省エネ推奨温度は28度)。※ただし暑いと感じた時には、無理をせず設定温度を下げましょう
③温度設定を高くし、扇風機やサーキュレーターなどを併用して風を循環させるのもおすすめ。設定温度を上げても、空気がまんべんなく部屋に行きわたるため涼しく過ごせます
④エアコンはスイッチを入れた時に最も電力を使用するため、30分くらいの外出であればエアコンをつけっぱなしにしておく方がお得です
⑤フィルターは月に1回か2回、掃除をします
⑥外出時は、昼間でもカーテンを閉めると効果的です。さらに、帰宅時には窓を開け、室内温度を下げてからエアコンをつけるとお部屋が冷えやすくなります
⑦熱がこもり、冷房効率が下がるため、室外機の周りに物を置かないようにします
分解クリーニングで効き目がアップ
エアコンの分解クリーニングをすると消費電力が改善されます。汚れがたまると、エアコンの運転に余分な電力を必要とするので電気代が高くなります。
内部の汚れがキレイになると、空気を吸い込む力が改善され、運転がスムーズになるためエアコンが効きやすくなります。
また、フィルターや送風ファンの目詰まりがなくなるため、風量もアップ!
分解クリーニングのおすすめ頻度は、基本的には1年に1回ですが、使用状況によっては半年に1回がおすすめです。例えば…
①24時間使用している(汚れがたまりやすい)
②キッチンの近くにエアコンがある(油や粉汚れでカビが発生しやすい)
③子どもやペットがいる(子どもは免疫力が低く、ペットがいると毛などが抜けるため)
④アレルギー症状がある(カビやホコリの混ざった風を吸い込むことにより、症状が出てしまう可能性があるため)