今回はこのような内容を説明していきたいと思います。
みなさんがまず見られる施工事例とはどんなものが多いですか?
- 住宅展示場などのモデルルーム
- 完成見学会
- 新築した知人の建物
などが多いと思います。
どれも事前に見学して建築会社の選定の要素にするのは非常に重要なことでございますよね。
ただ、見学される建物についてもそれぞれの違いがございますので、その点をしっかりと納得していただいた上で見ていくのがよろしいでしょう。

今回はこの3点!
住宅展示場などのモデルルーム
➀のモデルルームですが、これはあくまで建築会社が良く見せたいための建物です。当然きれいに仕上げています。金額も考えずに見た目の印象が良くなるものを見せてくるはずです。
また、モデルルームも基本的には仕上げの状態を見てもらう建物になります。建物の構造などを見ることはほぼできないと思います。(気の利いた会社では一部の構造を見せている建物もあるかもしれませんが・・・)
仕上げの感じや間取りの特徴ですとか内装の造り方については十分見ることはできますね。ただ、金額は度外視して造っていると思います。
一番身近な完成見学会
②の完成見学会ですが、最近はどこの会社もよく開催されていますよね。
コロナ禍で一時開催を制限していましたが、それ以降、最近は予約制になって、集客人数がたくさんの中で見学することなく見学できるようになってきましたね。
完成見学会のいいところは、実際に住む方がいらっしゃる建物ですので、金額的に現実味があります。ただ、間取りについては当然お客様の住宅ですので、みなさんの好みの間取りにはなっていません。見学会を開催していると、間取りについての評論をされる方も見られますが、その間取りが良いと思っているお客さんの建物ですのでそこは心の中にしまってあげてください!と思いますね。
より現実味をもって見ることができるかもしれません。
新築した知人の建物
合わせて③の場合もですが、建築を検討されている方は、よく知り合いの方が新築されると、内見させていただいている方は多いですよね。
親しければ、ご予算の件ですとか、建築会社の良いところや悪いところも聞けますし、こだわりのポイントなども教えてくれるでしょう。
ここまであげてきた➀~③で見るポイントは全て意匠的な部分です。
- 外観のデザインや仕様材料
- 内装のデザインや仕様材料
- 色使い
- 設備機器、住設機器や照明プラン
などを見ることができます。
ここで重要なのは、見た中で取り入れたいもの、ここはパクらせてもらおうということがあれば少しでも吸収していくことです。
その積み重ねが重要です。

さて、一番重要なポイントは?
以上の中で、出てきていないことがあるということにみなさんお気づきですか?
今までの内容ですと、目に見られる部分のことしか書いていません。当然、目に見える部分を見ることがほとんどになってしまうのですが、建築物において一番重要な部分というところは、私は隠蔽部であると思っています。
建物の隠蔽部とは、最終的に仕上げで隠れてしまう部分のことです。当然この部分は見えませんよね。建築会社がしっかり施工してくれていると信じてお仕事を依頼するものです。ただ、この隠蔽部が重要です。
例えば、基礎などは床を張ってしまえば見えなくなりますが基礎が建物の構造の元になるものです。
しっかり施工されているのか?きれいになっているのか?心配ですよね。壁の中にも木造住宅の構造で重要な柱や梁や筋交いも入っているし、ちゃんと施工されているかは見えないですから。
そこで、ポイントは、お客さんからの人気はほとんどなくて集客も少ないのですが、本当は構造見学会を見たほうがいいと私は思います。
その建築会社の構造の造り方を実際に見ることができる唯一のチャンスです。どんな構造になっているかを一回は見られたほうがよろしいかと思います。
意匠的な部分はどこの建築会社でも同じように造ることは可能ではありますが、この隠蔽されてしまう部分の造り方は会社によってさまざまですし、ここをおろそかにしている建築会社は選ばないほうがよろしいと思うくらい重要な部分でございます。
やはり、見える部分をよくすることは誰でもできます。見えない部分であるからこそしっかり造るのだという考え方の建築会社を是非選んでください。

おわりに
今年も一年終わりますね。
一年間のご愛読ありがとうございました!
このお正月にご家族で住宅についての検討を是非してみてください。また、人と会う機会が多くなる時期ですので、お知り合いからのお話も是非聞いてみてください。
それでは来年もよろしくお願い申し上げます。
良いお年を!